2020年度の色彩検定1級2次試験まで、あと10日に迫りました。

受検勉強も大詰めだと思いますが、机上の勉強だけでは気づきにくい 実際に試験を受けた人だけが知っている ポイントもあります。

今回はそれらを Q & A 方式でまとめました!

目次

  1. Q & A
    1. 試験会場に入れるのは何分前から?
    2. 実技試験で使用する「のり」はどのタイプがいいの?
    3. 貼るカラーカードを間違えた! 剥がして貼り直すの?!
    4. 自己採点用に解答を持ち帰るには?
    5. ひっかけ問題にご注意!
  2. おわりに

Q & A

試験会場に入れるのは何分前から?

わたしが受験した2019年度試験は次のような日程でした。

【試験時間】90分

【受付】10:40 ~ 11:45

【試験】12:00 ~ 13:30

2020年度は次のように変更 されています。

【試験時間】90分

【試験】13:00 ~ 14:30

2020年度の受験票を持っているわけではありませんので正確な時間はわからないですが、 前年度ベースだと 11:40 頃には入場できる と思います。

また、受験票などに記載されていませんが 試験開始5分前から監督官より諸注意の説明が始まるため、少し早めに受付しておくことをお勧めします。

(会場によっては受付が混んでいることもありますし)

実技試験で使用する「のり」はどのタイプがいいの?

以前、別の記事でも紹介しましたが、2次試験では『のり』を使ってカラーカードを貼る実技があります。

『のり』にはスティックタイプ、テープタイプ、など様々な種類がありますが、どれが良いのか? というお話です。

結論からいうと、どれでもよいのですが、 受検勉強中に何種類か使ってみて自分が使いやすいもの を使いましょう。

試験会場でよく見かけたのはスティックタイプでしたが、わたしは液状のりを使用しました。

(スティックタイプだと粘着力に不安があったので)

貼るカラーカードを間違えた! 剥がして貼り直すの?!

試験問題は巧みに受検者の間違いを誘うものが多く、見直しをすることで誤りに気づくこともありますよね。

筆記部分であれば消しゴムで消して直せばいいですが、実技の場合はどうでしょう?

のりで貼ったカラーカードを剥がしますか? 破れてしまいそうですよね……。

おすすめは 間違えたカラーカードの上に正しいカードを貼る 方法です。

解答用紙が少し厚くなりますが、わたしは実際この方法で修正を行い合格しています。

いざというときにテンパらないためにも、間違えた場合の対処法は頭に入れておきましょう。

自己採点用に解答を持ち帰るには?

試験の問題用紙は自己採点用に配布されます。

ただし、2次試験の問題用紙は解答用紙と一体化しており、試験終了後提出してしまいます。

そのため、配布される問題用紙はまっさらなものになってしまいます。

「家に帰ってから速報サイトを見て自己採点をしたい」そんな考えの方も多いでしょう。

解答を持ち帰る方法…… それは試験で利用した配色カードの裏に書く! です。


配色カードの裏書きと持ち帰り用問題用紙配色カードの裏書きと持ち帰り用問題用紙

試験時間に余裕がある人はぜひお試しください!

(表紙、裏表紙よりもカラーカードの裏の方が書きやすいです)

ひっかけ問題にご注意!

例えば次の問題。

配色傾向に対応するトーンの中で彩度の領域が最も低いトーンから、明度が最も高い紫を選んだ

全然ひっかけじゃないじゃん! と思う方もいるかもしれません。

この問題のどの部分が ひっかけ かというと、『明度が最も高い を選んだ』という部分です。

問題集などの練習問題では『明度が最も高い 』となっている事が多く、問題を流し読みしていると明度が高い黄色などを選択してしまう可能性があります。

その他にも、『色彩分布が最も高い色相と 対象となる 』のように 前半でいかにも色を決めているような文章が書いてあるのに、その後に付け足したように別の色を示す文がある問題 があります。

試験中は時間も少なく焦っていることも多いですが、問題の読み間違い、読み飛ばしはもったいないので、 最後までしっかりと読むようにしましょう

おわりに

ひさびさに思い立って記事を書きましたが、試験ギリギリになってしまいました……。

受検勉強に忙しいタイミングですので、なかなか受検生のみなさんの目に止まらないかもしれませんが、もし気づいていただけたのなら、試験の前にいま一度読んで見ることをおすすめします。

それでは試験がんばってくださいね!!

※記載している以外にも質問などあれば Twitter でお伝えいただければお答えいたしますので、気軽にご質問くださいね!

(記事にも追記します!)

勉強法なども随時まとめていきますので、この記事を気に入った人は見てもらえると嬉しいです。